ただ一音
おばんです
冬の夜のチャリはキビチィすね。
布団に入ったまま移動できる、夢の乗り物を誰か開発してくれると良いのになぁ
。
今日はコイツの小咄が耳に入りましたので
ADAM'S APPLE
ショーター、ワンホーンの傑作であります。
完全にモード・システムしてまして、その危ういメロディーがカッコ良いわけです。
フットプリンツなんか、マイルスとやったのより、よりユッタリと、大きくうねってまして、チビレます。
んでですね、他メンツもガッツリ新主流トンガリ一派なわけですが、今日、お客様から教えて頂いた素敵な話を。
このアルバムのベースはレジー・ワークマンでありまして、お客様は昔、仕事の関係でたまたま、来日中の彼のスタジオを覗いたそうです。
んで、彼氏が何気なくベースをブゥォ〜ンと、たった一音を鳴らした瞬間に、そのスタジオの空気がグルーウ゛したのを目撃したとの事でした。
セッションしてた訳でなく、レジーがただ一音を鳴らしただけで、グルーウ゛するとは、『なんたることじゃ・・・』と秋山小兵衛先生も腰を抜かすはずです。
もしも僕がその場にいたら、それはもう口アングリで、髪の毛がカツラのように、ポォ〜ンと上に飛び上がったことでしょう。
痺れた小咄でありました。
恐るべし、レジー。
ポール・チェンバースとかもっと、スゲェのかなぁ。